
世間はゴールデンウィーク!
・・・はとうに終わり、気が付けば五月も中盤を過ぎ、激烈に忙しい日々を送っていた私です。
自分のためにいろいろと動いているのもあるのですが、先月のお休みは結構他人のために消費していました!
まぁそんなこともあるさね。
人生って色々あるから面白い。
ということで完全放置気味のブログの更新となります!(笑)
今回やるのはこいつ!

エルグランド!
エルグランドも私の中ではかなり完成系なのでブログへの登場回数がかなり減ってしまっている現状です。
なので久しぶりの登場となりますが、その内容はカスタムではなく修理!(笑)
30万キロを超えているエルグランドはいろんなところにガタがきています。
もちろん前のオーナーが手を入れていたりうちに来てから修理した個所もあるのですが、それでも年式相応いろんなところがやられています。
今回いじるのはこちら!

ロアアーム!
足回りの中でもかなり巨大な部類になるロアアームです。
最近轍なんかでハンドルを取られたり、段差を乗り越えたときにハンドルがぶれたりするので原因を探っていたらこのロアアームのブッシュがやられていることが判明!
早速交換!・・・と言いたいところなんですが、このロアアーム、結構いい値段でして、社外品の純正相当品でも左右セットで5万近くします。
こいつが原因で間違いないならば断腸の思いで購入するんですがおそらくこいつであろうという段階。
なので何かいい方法がないか探してみるとこいつのブッシュだけが左右セットで2万円ほどで売っていることが判明!
さらにさらにヤフオクで未使用品が1万6千円で出ているのを発見!(笑)
こいつはお得に修理できそうだぜェ・・・。
ということで早速購入して数日で受け取り完了したので交換作業開始です!
まずはロアアーム本体を外す必要があるのでジャッキで上げてウマに乗せてから下にもぐります。

ロアアーム自体はボルト2本とボールジョイントがナックルに突き刺さっているだけなので3か所いじるだけで取り外しが可能です。
前方のブッシュ部分を固定している21mm頭のデカいボルトと・・・。

後方にあるこれまたデカい21mm頭のボルトを緩めます。
ちなみにサブフレームにねじ山が切られていたり、ナットが溶接されているわけではなく普通のボルトナットなのでナット側が供回りしないようにレンチなどで抑える必要があります。
この2本のボルトを緩めるのはブレーカーバーや長めのレンチがあればそう苦労しないのですが、問題なのはボールジョイントの方。

ボールジョイントがナックルに刺さっていて、抜け防止のボルトナットがあります。
このボルトナットは日産が大好きな18mm頭になっているので、18mmのレンチなりソケットがないと詰みます。
日産車をいじるときは13mmと18mmの工具が必要なシーンが結構多いのでかなり面倒です。
まぁ正直ボルトナットを緩めて外すこと自体はそんなに苦労しないのですが、問題なのがナックルからボールジョイントを分離させる作業。
先ほどの18mm頭のボルトナットでボールジョイントの先を挟み込むように固定しているうえにこんなところはめったに外すことがないので固着がすごい!
もちろん錆もあるので全然抜けません。
そしておまけにこんな場所にあるのでいつも使っているタイロッドエンドリムーバーも使用不可!
ということでSST置き場においてあるクソデカ音叉であるボールジョイントセパレーターの登場!

こいつは先が二股になっている強靭な鉄の塊。
使い方は超簡単で、ボールジョイントが突き刺さっているところの隙間に突っ込んでハンマーでぶったたくだけ!
いつも使っている巨大洗濯ばさみの方のボールジョイントプーラーがネジを締めこむことで圧力をかけてジョイント部分を切り離すことができますが、こいつは衝撃を与えて無理やり切り離すイメージですね。
こいつがあまり登場しない理由としては、まず間違いなくボールジョイントブーツは交換が必要になる点と、衝撃を与える都合上ボールジョイントやその周辺へのダメージがデカそうという点、ハンマーでぶったたく必要があるのでかなりうるさいとデメリットの方が多い気がしますが、こいつがないとどうしようもないシーンがあるのもまた事実。
今回はそのどうしようもないシーンがやってきたので登場してもらいました(笑)
ボールジョイントセパレーターのおかげで何とかボールジョイントをナックルから切り離すことに成功!

参考にしたサイトは数あれど、皆さん次の瞬間には簡単に外しているように見えます。
錆や固着がなければそこまで苦労しないと思うのですが、うちの場合はかなり苦労しました。
まぁ私の場合も次の瞬間には外れている状態なのですが、このボールジョイント部分を切り離すだけで一時間近くかかっています。
それまでセパレーターをいろんな角度からぶったたいたり、ジャッキを使って圧力をかけてみたり、バールのようなものでこじったりといろんな方法を試しました。
ちなみに、こいつを固定するための18mm頭のボルトがこちら。

こいつを外すのも割と苦労したのですが、見ての通りサビサビです。
こいつはナットを外してからマイナスドライバーを当てがいながらハンマーでぶったたいて取り外しました。
錆と固着との戦いがこの作業の一番の山場でした。
しかしまぁもちろんこれで終了ではなく、むしろここからが本番!
ロアアームのブッシュ交換を行っていきます!

購入したブッシュがこちら!
新品未使用ということでちゃんと日産純正の袋に入った未開封の状態で手に入れることができました。
ブッシュ交換は油圧プレス機を使用します。

チェイサーのテンションロッドのブッシュを交換した時にも活躍した激安油圧プレス機。
ボトルジャッキのところから早速オイルがびちゃびちゃに漏れていますが、ブッシュの交換ぐらいならまだまだ使用できるので頑張ってもらいます。
小さいほうのブッシュはちょうどいいサイズのソケットがあったのでそいつを当てがってブッシュを抜くことができました。

大きいほうのブッシュも自分なりに工夫をして治具のようなものを使用して外すことができました。
取り外したブッシュの状態はこちら。

ほぼ一周亀裂が入っています。
手でも動かせるぐらい劣化しています。
右側にちらっと写っているのが新しいブッシュですが、みっちりと詰まっていてかなり丈夫そうです。
そして破壊してしまったボールジョイントのブーツもモノタロウで注文したので古いグリスを洗い流して新しいグリスに詰め替えてから新品のブーツを取り付けます。

このブーツをはめ込むのに手持ちのソケット類では対応できなかったので、手動タイヤチェンジャーについていた鉄の棒が役に立ちました。

こいつをブーツの上にかぶせて上からハンマーでこんこんしてブッシュをしっかりと取り付けます。
外したブッシュも新しく購入したブッシュに油圧プレスを使って圧入して完成!

ボールジョイントのブーツとグリスも新しくなったのでこれでしばらく頑張ってもらえそうです。
ちなみに忘れてはいけないのが、これがまた片方だけしか終わっていないということ・・・。
同じ作業をまた反対側でやらなければいけないという地獄が待ち構えていたのであったが、片方終えて力尽きそうになったので少しインターバルを置いてから作業を行い、無事に交換が完了!
写真がないのはそんな余裕が全くなかったからです(笑)
交換後は車がキビキビ動いてくれるようになりました!
直進安定性はもちろん、路面の影響でハンドルを取られることが少なくなりました!
作業は死ぬほど大変でしたが、効果はあったので良かったということにしておきましょう!
ではでは!
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