
最近一段と過ごしやすい気候になりました。
ツーリングに行くには一番美味しいと思われるこの季節、私はずっとカブをいじって過ごしていまいした(笑)
全然追いついていない今日このごろ。
ロードパルは基本的に真夏の最中にやっていたので本当にしんどかったです(笑)
ということでエンジン始動チャレンジです!
・・・と、その前に、燃料タンクがバチクソ汚く、ガソリンを入れてしまうと取り外して洗浄するのが困難になるので綺麗にしていきます。

まずは燃料タンクの取り外しを行います。
シートの下あたりに燃料タンクを固定しているキャリアのようなものを固定しているボルトがあるので外します。
燃料タンクからはガソリンをキャブに送るためのホースと、オイルをエンジンに送るためのホースがついているのでどちらも外しておきます。

燃料タンクの取り外しに成功。
燃料タンクの裏側にはテールランプやウインカーの配線があるのでそいつらも外しておきます。
燃料タンクがないとガチの自転車のように見えます(笑)
ていうか子供が載っている自転車のほうが大きいような気がします(笑)
外した燃料タンクですが・・・。

サンエスを解いた水を含ませたブラシで入念に蓄積された汚れを落としたあとに、キャリアの錆もワイヤーブラシで落としました!
キャリアの方はあまりゴシゴシやると、メッキの部分まで削り取ってしまいそうなのである程度で妥協。
そのほうが雰囲気が出ていいでしょう(笑)
ついでに劣化しているであろうフューエルホースも交換しておきます。

こいつはアストロで買ってきました。
燃料用の色付きホースもホームセンターに売っているのですが、ロードパルはカスタム感を出すのではなく、なるべく純正の素朴な感じを壊したくないので普通のフューエルホースにしました(笑)
そしてエンジンを掛ける前に、クランクケースにオイルを入れるのを忘れていたので注入します。

クランクケースの前側にドレンボルトがあるのでそこからオイルを注入します。
入れるオイルに関してですが、情報を探してみてもどういったオイルを入れるかわからなかったので、家に余っていた軽自動車用のオイルをぶち込むことにしました!
ここは別にシリンダーに送るためのオイルではなく、ギアの潤滑目的なのでまぁなんでもいいってことでしょう(笑)
規定量は0.7lなのでオイル差しを使って注入!

燃料タンクを元に戻してガソリンを入れます。
キックペダルを数回踏み込むことでゼンマイが巻かれ、リアブレーキを引くことにより力が解放されてエンジンがかかるという仕組みです。
この日もクッソ暑かったので始動チャレンジはウッドデッキで行いました(笑)

ウッドデッキなら日陰になるし、部屋のクーラーを全開にして窓を開けて扇風機で風を送るとかなり涼しいんですよね(笑)
ロードパルなら軽いので簡単に持ち上げることができます。
そしてやっとの思い出エンジン始動!!
・・・・?!
エンジンがかからん!!!!
うんともすんとも言わない!!!
おわた\(^o^)/
初爆すらないという悲しみ。
これはもう中古のエンジンを調達するしかないのか・・・。
そう思いつつかからない原因を色々と調べてみます。
圧縮はありそうな感じでキャブにガソリンは来ています。
そしてプラグを見るとしっとりと濡れています。
そこでわかったことですが、どうも火が飛んでいない様子。
一度プラグを外してコイルに刺してテキトーにボディアースをしながらゼンマイを回したのですが、やっぱり火花が飛んでいない!
原因はイグニションコイルかプラグコードか???
いやまて、怪しいところといえば他にもある!!
それが交換したキーシリンダー!
純正のキーシリンダーは謎に配線が多く、自分なりに調べて配線してあるのですが、そこが一番怪しい。
試しにプラグコードにつながる配線をキーシリンダーを通さずに直接繋いでみます。。

ちゃんと配線すればいいもののテストのためだけなのでバッテリーから電源を拝借するクリップを使用してプラグの配線をジェネレーターからくる配線に繋いでやります。
キーシリンダー側は一度配線をぶった切って、ライトやアースのことは一旦完全無視してプラグコードにつながる配線を直結してやります。

こいつはキーをオンにした状態で回路がつながり、キーオフでエンジンを停止する信号が流れるという仕組み。
なのでこの配線をちょくでつなぐことによって常にコイルに電気を送れるようにしたというわけです。
この状態で火花チェックをしたら見事に火花を確認!
キックペダルを数回踏んで始動チャレンジ!
あいかわらずかからないが、初爆は確認!
最初の状態に比べると感触が違います!!
このまま何度かチャレンジすると・・・。

エンジンが・・・かかった!!
2ストなのでマフラーからもくもくと白煙が出ます!
多分今まで溜まってしまっていたオイルが燃えています(笑)
マフラーの中にある汚れやオイルも一緒に燃えて煙として排出してくれています。
スロットルを回すとちゃんと回転数も上がり、エンジンからの異音もない!
エンジン自体はあたりのようです!
一度でもエンジンが掛かっただけでもモチベが上がります。
エンジンが無事なことがわかったので別の作業にも着手することができます(笑)
最後に動画を載せておきます!
まだまだ続くぜ!!
ではでは!
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