
花粉症が落ち着いたと思ったらお次は黄砂が猛威をふるっており、痰と咳がすごいです。
咳が止まらないおかげで肺が痛い。
もともと気管支よわよわ生物なので死にかけています。
今はまだ30代なのでどうにかなっているのですが、これから年を取っていくにつれて肺炎のリスクが付きまとってくることを考えると先が思いやられます。
ということで肺つながりで、納車時はほとんど片肺状態で動いていましたドラスタです。

正確に言うと片方のキャブのスクリューがほぼ全閉状態でした。
現在は調整をしたので二つのキャブを正常に稼働することに成功していますが、シリンダーが二つあるバイクというのは両方とも同じ仕事量を与えてやる必要があります。
そうするにはどうするのか。
その答えはこれです。

バキュームゲージ!
Amazonで安くゲットしました!
こんなもの、いつ使うのかと問われたら、今でしょ!
むしろこれ以外に使う用途があるのか?
早速二つのシリンダーの同調を取りたいと思います!
まずは二つのシリンダーの間をのぞき込みます。

すると以前交換したインテークパイプが見えます。
インテークパイプの下側にゴムのキャップがついているニップルがあるのでゴムキャップを外してバキュームゲージに付属していたホースを繋ぎます。

ここからはちょっとした失敗があります。
この付属していたホースをバキュームゲージの下部にある接続部分に繋げるのですが、取扱説明書なんてものは付属していなかったのでそのままぶっ刺しました。

この状態でエンジンを掛けると針が動いて負圧を表示、両方の前後のバンクの負圧の値を同じになるようにキャブの間にある同調ネジというネジを回して調節をして完了!
・・・となります。
しかしエンジンをかけると針が動いたのはいいのですが、針がブレまくってどこを指しているのかがさっぱりわからない!
一応作業動画を見て予習していたのですが、針のブレを抑えるのに同調ゲージの下側についているネジのようなものを回して調節している様子。
しかし私の購入したバキュームゲージにはそのようなものはついている様子がない。
とりあえず少しアクセルをふかせば安定するかと思ってスロットルをひねったところ、針がぐるりと一周して変なところで止まりました(笑)
安いだけあって構造は簡単なので、透明なカバーを外して針を指で動かすと元の位置に戻ってくれましたが、こういった計測器具にそんなことをしていいわけがない!
ということで最初に繋いだ左二つのゲージは見捨てることにして、右二つのゲージに繋ぎなおしました。
そこで気づいたのですが、ホースの入っていたビニール袋の中に謎のプラスチックのパーツがありました。
もしかしてこれは・・・。

付属のホースを切ってゲージとインテークパイプのニップルの間に噛ましました。
その状態でエンジンを掛けて、プラスチックパーツについているダイヤルを回すと、徐々に針の動きが落ち着いてきました(笑)
こいつが負圧を調整してくれるパーツだったのです(笑)
ゴミかと思って捨てなくてよかったです(笑)
負圧の調整ができるようになったので同調を取っていきます。
先ほど触れた同調ネジはキャブレターの前後の間にあります。

写真の中央あたりに見えるネジが同調ネジです。
こいつをプラスドライバーで回すことで前後のシリンダーの負圧が同じ値になるようにします。

ぶっちゃけた話、調整前からゲージの値は前後でそこまでずれていなかったのですが、目視できることによって安心感が増します(笑)
エアスクリューを調整した後に感覚で同調の調整は行っていたのですが、自分の間隔も捨てたもんじゃないなって調子に乗ることができました(笑)
調整後のインプレッションですが、元々そこまでずれていなかったので大して変わらないというが正直な感想です(笑)
まぁこれからも調子よく動いてくれることに期待しましょう(笑)
ではでは!
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