
最近暑くなったり寒くなったり安定しません。
特に午前中は寒いのに昼は暖かく、夕方から気温が下がるといった状況に耐えれません。
いや、身体は耐えれるのですが、バイクに乗るにあたって服装というか防寒着の持ち運びが非常に面倒なのです。
寒いなら寒いでずっと来ていればいいだけの話なのでそっちの方が助かったりします(笑)
そんなクソ寒い中ツーリングへ出かけました!

出かけたのは雪が降って数日晴れ間が続いたあとの日中!
目指す場所は福岡が誇る霊峰・英彦山!
冬にバイクで山を登るなんて無謀そのものですが、さすがに晴れ間が続いたので大丈夫であろうと思い出発しました!
ちなみに用事があるのは英彦山神宮で、ご利益を求めていざ出発!
今住んでいる場所から英彦山まで田川を通って行くのですが、寒さこそあれど天気は快晴そのものでとてもいい気持ち!
英彦山は田川郡添田町にあるんですが、前に働いていた職場の方が添田町在住なんですが、
「添田は他とは一味違いますよ」
と不敵な笑みを浮かべていたのでそれを思い出しながら添田町へ到着。

ひとまず彦山駅に到着。
道中は雪の気配もなく、自然が多く信号は少ないかなり運転のしやすい道をひたすら走れました。
ここから山道に突入して英彦山神宮を目指していくのですが、英彦山の山道を登っているときに段々と景色が変わっていくことに気づく。

ゆ、雪だぁ!!
テンションが少し上がりました!
平地はもちろん、麓にも雪の気配はなかったにもかかわらず山の中腹あたりから山沿いには雪が残っていました。
さすが添田・・・というか英彦山。
そして上に上がっていくにつれて道路にも若干の積雪と、凍結!?
バイクにとって凍結路なんて言うのは死を覚悟しないといけない状態。
正直引き返そうかどうか迷いましたが、どうせならとそのまま突き進んでいきました。
幸いにも凍結は道路の一部だけだったので避けて通ればまぁ問題ないでしょう。
ということで英彦山を登って頂上付近の花見ヶ岩公園に到着!

もちろん地面には雪が残っていました(笑)
天気が良く、太陽が出ているにもかかわらずとても寒い。
さすが山(笑)
花見ヶ岩公園はちょっとした岩場を登っていくことができるのですが、どうせなので登ってみることにしました。

休憩スペースのテーブルとベンチがあるんですが、雪が残っています。
というかテーブルもベンチも凍っていました(笑)
こんなところで休憩なんてできねェ~!!
そこを上り詰めたところに謎の祠があります。

祠はともかくとしてそこからの見晴らしは最高!
周辺の山々を見渡すことができます。
見渡す限り緑ばかりでこんなに山深いところがあるのかと驚きです(笑)
さすが添田・・・福岡県の天気予報で雨も雪も他の地域とは異なる予報が出るだけある。
そしてそこから目指す英彦山神宮の方を見上げてみます。

まだまだ高いところにあります。
それに雲の形がなんかかっこいい(笑)
誰かが山頂で卍解でもしたんかって感じに雲が広がっています(笑)
あ、今時代だと卍解よりも領域展開の方がしっくりくるのか???
さてさて、景色を見るのも飽きてきたのでそのままドラスタへライドオン!!!
もう少し高いところを目指してスロットル全開!!

スロットル全閉!!無理です!!!(笑)
少し山深いところに入った途端道路は全面凍結!
山道でカーブもあり上り坂なのでバイクはマジで無力!
これ以上は無理と判断したので、行けるところまで行ってみることにしました(笑)
周りに車がいなかったので調子に乗ってしまったんですねェ・・・。
結果としては凍結路ではありましたが、結構いいところまで行けました!
・・・というのは半分冗談で、雪と凍結の中走らせたのですが、カーブと上り坂がちょうど重なるヘアピンのような場所があり、そこで無理だと冷静に判断。
しかしブレーキを掛けると滑ってこけるし、ハンドルも曲げることができないので素直に運命を受け入れることにしました(笑)
時速3㎞/hぐらいで雪の上にダイブ!(笑)
ドラスタ、初めての転倒です(笑)
こけることを覚悟していたのとまったくスピードを出していなかったので立ちごけのような状態だったのでバイクも体も無事だったんですが、大変だったのはそのあと!
250㎏の車体を上り坂の凍結路で起こすという教習所では絶対に教えてもらえない悪条件でバイクを起こすことになりました(笑)
これがまた重労働で、普通に起こすだけでもクソ重たいのに雪と氷で足元をすくわれるため全く起こせない!
幸いにも私はこういう事態を想定して一時的にゴリラに変身できるので事なきを得ました。
本当に大変だったのはここからで、凍結している下り坂をバイクで降りるのはマジで無理!
重さでスピードが出るのでブレーキを掛けようとするとタイヤがロックして倒れます。
フロントブレーキではコントロールができないのでリアブレーキを使いたいところなのですが、バイクのリアブレーキはフットブレーキなので片足をブレーキに乗せるともう片方の足だけでバイクを支えることができない。
最終的にたどり着いたのが、エンジンを掛けずにギアを1速に入れた状態でバイクにまたがり、両足を地面につけながら徐々に徐々に下山するという方法(笑)
足をちょこまか動かしながらゆーっくりと降りるのですが、それでもギアが入っているのでリアタイヤがロックしかけたり反射でフロントブレーキを握るとそのまま転倒しそうになります(笑)
めちゃくちゃ時間をかけて命からがら花見ヶ岩公園まで戻ってこれました(笑)
雪山はバイクで走ってはいけません。
良い子は考えなくてもわかりますね!?(笑)
ということで道の駅観遊舎ひこさんまで引き返してきて、石焼ビビンバのお店宗家で飯を食おうと思ったのですが、なぜか空いていなかったので道の駅おおとうまでまた戻って宗家でビビンバを食いました(笑)

あえてもう一度言います。
雪山はバイクで走ってはいけません(笑)
それとやはり添田は魔境だということを身をもって知りました(笑)
ドラスタに損傷がなかったのが唯一の救いでした(笑)
ではでは!
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