お久しゅうございます。
謎の体調不良にて撃沈しておりました。

マジで30歳を過ぎてからというもののいろんな病気にかかるようになりました。
歳をとることというよりそれによって免疫の低下や回復力の低下が如実に表れるのがつらいところですね。

ちなみに私と同様基本的に丈夫な長女も体調不良だったので恐らく病原菌のもとはこいつです(笑)
私と長女は非常に似ているのでこういったときも同じようなタイミングでダウンします(笑)

他の家族はピンピンしているんですけどえねェ。

ということで少しずつ復活しつつあります私です。
ダウンする前にやっていたことの続きです。

ようやく足回りからの異音から解放されたわつぃの愛車、チェイサー。
本当はいろいろやりたいことがあるんですが、今はちょっとそれどころじゃないというか体調面もあるんですが、金銭的にもこちらに回すことができないといった現状です。

やりたいことが多すぎて首が回りません(笑)
金も時間も適材適所ということですね。

前回外したこのパーツ。

100系乗りなら一度は目にしたことがあったり聞いたことのあるパーツ。ロアボールジョイント。

100系も存在しているものはすべて20年以上経過した個体ばかりなので最低でも1度は交換した車両ばかりだと思います。

このロアボールジョイントというものが何かというと、簡単に言うと車の足回りの動きに関するものです。
他のメーカーでいうところのロアアームと同義だと思います。

よく調べてないのですが、他のメーカーはロアアームとボールジョイント部が一体化しているため、ボールジョイント部分が劣化してくるとロアアームごとの交換になり費用が高額になるとのこと。

トヨタはこのロアアームボールジョイントという細かなパーツにすることで交換の際の手間やコストを軽減することができるとのこと。

それだけ長く乗って欲しいというトヨタの声が聞こえます。
長く乗ればボールジョイント部分は必ず摩耗により劣化して交換が必要になるものですからね。

私の場合、今回はボールジョイントが外れて走行不可・・・という事態にはならなかったのですが、異音が出ていたのでそれなりに劣化しているのは確実。

外したロアアームボールジョイントの状態を見てみたいと思います。

こいつが外したロアアームボールジョイントのボールジョイント部分です。
見た感じゴムのブーツは潰れてはいるものの、破れはないしそこまでめちゃくちゃに劣化しているようには見えません。

ちなみに正常な状態であれば、飛び出しているネジ部分を持って少し力を加えれば動かすことができます。
劣化してくると、指で触っただけで動くゆるゆるな状態になったり、カコカコと音がしながら上下に動かすことができたりします。

二十歳ぐらいの時に乗っていた前のチェイサーはボールジョイント部分が外れて走行不可になったのでこの部分が劣化して外れたんだと思います。

ちなみに今回外したこいつに関しては、力を加えてもボールジョイント部分はビクともしません。
プライヤーで掴んで動かそうとしても全く動かない！

ハンマーでぶっ叩くことによってようやく少し動きました(笑)

ブーツを取り外して中身を確認してみましょう。

これは・・・・・。

ヤバい！(語彙力)

本来ならボールジョイント部分にグリスが入っており、球体部分の動きを円滑にしてくれるはずなんですが・・・。

グリスのグの字もない(笑)
それどころか根元の部分は錆が発生していて、ブーツを外したときに劣化したグリスだったものと泥状の何かとサビの混ざったようなものが出てきました(笑)

それにボールジョイント部分をよく見るとめちゃくちゃ傷が入っています。

ブーツは破れていなかったように見えましたが、どこからか水が浸入してきてグリスが劣化、ジョイント部分にサビが発生してサビの粉をまといながらボールジョイントが稼働することによって傷がつき、ステアリングを切った時などの稼働するときに異音が発生していたというところでしょう。

大体ここを交換した後は分解なんかせずに処分する方がほとんどだと思いますが、こうやって劣化した部分を見ることによってどこがどう劣化しているかがわかって面白いですね。

ちなみに反対側も暴いてみます。

運転席側と比べるとまだグリスのようなものは残っているように見えます(笑)
動きは若干渋いのですが異音やジョイント部分に傷などはありませんでした。


まぁ片方だけ交換するといったことはほとんどないと思うので交換していて正解だと思います。
前回交換した時はいつだったかなぁ・・・。

アパートにいたときだったから恐らく8年ぐらい前！？
でもその間に5年ほどの放置期間(一時抹消登録)があったので、実質的に動かしていたのって3～4年だと思うのですが、逆に放置していた期間が長いことが劣化に繋がったのかなって思います。

車にとって一番ダメージを与えるのは放置することだと言いますが、まさにその通りだと思います。

綺麗なガレージに保管しておいて定期的にちゃんとメンテナンスのできる環境でない限りは、多少金がかかってもちゃんと動かしてやったり、いつでも乗れる状態にしておくことが大切ですね。


ではでは！