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前回の続きです。


そうそう、本当に関係ない話なのですが、今月からうちの職場に弟が入社しました。

しかも同じフロアで働いています(笑)

弟と言って歳は一回り近く離れているのでお互い気まずさとかはなく普通に働いています(笑)

そう、うちの職場・・・。
紹介で職員さんをいれて数ヶ月辞めなかったらご褒美があるんですよ・・・(ニッコリ)


彼にはなんとしてもご褒美がもらえるまでしがみついてもらいたいと思います(笑)


ということでチェイサー車高調交換のリア編です。
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日差しが強くなりすぎて日陰が消し飛んだので広いところへ移動して作業開始!

リアをジャッキアップしてウマをかけておきます。

リアのホイールを外して後部座席へ移動。
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そうです、リアの車高調交換をするためにはリアシートを外す必要があります。

このリアシートを外す作業がうちのガレージではできないんですよね。
ドア全開だけならギリギリできるんですが、そこからリアシートを引っ張り出すのが困難なんですよね。

なので珍しく?実家で作業しているわけです。

リアシートの座面はツメで固定されているだけなので思いっきり上方向に引っ張り上げることで外すことができます。

初めて外す場合は割と力がいると思います。
ちょうど人が座ると足と足の間のあたりにツメがあるのでそのあたりに集中して力を込めるといいかもしれません。

座面を外したら背もたれの部分を外します。
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背もたれ部分は10mm頭のボルト数カ所で固定されています。
こいつは固着していることもそうそうないので簡単に外れます。

お次はリアのシートベルトの固定部分を外します。
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こいつは下部に14mm頭のボルトで固定されています。
安全に関わる部分なのでボルトは結構固く締まっています。

ボルト類を外すと背もたれを思いっきり上方向に持ち上げることで背もたれを外すことができます。

背もたれを外すことでシートを完全に取り外すことができます。

背もたれの裏の車高調の付いているところの上部を覗くと固定部分であるアッパーマウントが見えます。
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ここにアクセスするためにシートの脱着が必要になるわけです。

フロントはボンネットを開けるだけで簡単なんですけどねェ。

さてさてアッパーマウントにアクセスすることができる様になったのでタイヤハウスへ移ります。
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車高調の下部の固定は19mm頭のボルトナットです。
こいつは割と硬いというか固着している場合が多いのでスピンナーハンドル+KTCの超ロングストレートメガネレンチを使いました。

ちなみにこのKTCの超ロングストレートメガネレンチを、うちではエクスカリバーと呼んでいます。

正直マスターソードと迷ったのですが、時の勇者の剣よりも約束された勝利の剣のほうが馴染み深いのです。

交換の仕方自体はフロントと同じで下部のボルトを緩めて、ボルトを抜いてしまう前に上部の固定箇所である12mm頭のナットを三ヶ所外します。

下部のボルトを先に抜いてしまうと上部のナットを外したときに落下してくるし、上部を先に外すと下部のボルトナットを外すときに力が逃げてしまうので私はいつもこの順番で外しています。

ちなみに外れた車高調を車体から取り外すときが一番大変で、アームの間を知恵の輪のようにして抜き取りました(笑)

テキトーな車高にして取り付けて作業は終了!
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リアはフロントの下がり具合を知っているので流石に全下げで取り付けはしませんでした(笑)

元々つけていた車高調とほとんど同じぐらいの高さにして取り付けました。
まぁ最初からそうやれって話なんですけどね(笑)


ちなみに取り外した車高調がこちら。
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マジでボロボロのボロです(笑)

ぱっと見はそうでもなさそうなのですが、ショックは完全に抜けているし下部の固定箇所であるブッシュはというと・・・。
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この有様です(笑)

よくこの状態で乗ってたなぁって感じです。
そりゃあ異音もするし乗り心地も悪いわけです。

ちなみにKTSの車高調を新品購入すると、今までついていた車高調を下取りしてくれるという旨の書類とかがついてくるのですが、メーカーもわからなければ状態も最悪なのでさすがに送りつけるのは申し訳ないのでこちらで処分することにしました(笑)

あくまでも下取りサービスなので廃品回収ではありませんからねェ(笑)
宅配業者に持って行くのもひと手間ですしね(笑)


作業自体はこれにて終了なのですが、新しく買ったこの車高調、安いのに減衰力調整もついているのでお好みの減衰力に設定する作業が残っています。

これは実家にいるということで実家の前の道路が昔からちょうどいいテストコースとして使えるので何度か走り倒して減衰力の調整を行いました。


フロントは相変わらずボンネットを開けるだけで簡単調整できるのですが、リアはシートを取り付けてしまうと調整が不可能!?

と思っていたのですが、シートの背もたれの上部を全力の力で引っ張ることでなんとか腕を突っ込むことができたので減衰力調整のダイヤルを手探りで探し出して調整を行うことができました!(笑)

本当はシートを外した状態でテスト走行して調整してやりたかったのですが、厳密に言うと乗車人数とかの関係でポリスメンに見つかるとアウトですからね(笑)

それにこの腕を突っ込む方法を知っていると、車高調が馴染んたあと微調整を行うときに便利ですからね(笑)


インプレッションですが、まず、車高!


下がる!下がるぞォ!
普通に車高を下げる分には十分過ぎるぐらい下がります。
とんでもなく下げたい場合はRUSHとかの車高短用の車高調にすればいいと思います。

調整幅の範囲内で普通にフェンダーとリムをツラぐらいまで持っていけると思います。

乗り心地については最初はかなり跳ねるなぁって感じだったんですが、減衰力調整を煮詰めていくと街乗りする分には十分に良い乗り心地になりました。

まぁ元々つけていた車高調がアレだったのでそこからなので何を取り付けても悪くなることはないと思います(笑)

今まで頭を抱えていた足回りからの異音もなくなり、快適にドライブをできるようになりました!
やっぱりチェイサー・・・素晴らしい愛車です。

車高調の中ではかなり安価な全長式の車高調で、減衰力の調整もできるKTSの車高調はかなりコスパよく感じました。

サーキット走行何かをする方にとってはどうだかわかりませんが、街乗りするには十分過ぎる性能だと思います。

これからも快適にドライブに出かけていきたいと思います!

ではでは!